2012年8月17日金曜日

THREE MINUTE MOVIE企画「WONDER BEER」@新宿JAM

去る8月11日は THREE MINUTE MOVIE のスリーマン企画 「WONDER BEER」@新宿JAMに行きました。



当日のBabyBlue はライブハウスに併設するスタジオで19時まで練習および曲作り、ミーティングを行っており、急いで階段を下ってみたら一番手のTHREE MINUTE MOVIEが演奏のまっただ中でした。



 THREE MINUTE MOVIEのライブを観るたびに歓心を得ることはそのソングライティング力の高さ。各曲がBPM=160強という速度でリズム体は軽快に、また音圧に頼る こと無く清涼感のあるサウンドを響かせている。またスリーピースという編成の中で各楽器帯はそれぞれ効果的かつ無駄の無い演奏をこなし、楽曲の完成度を高 めていて、バンドにおいて曲を活かす演奏とは? ということを考えさせられます。9月8日のBabyBlue&STAIRS企画「IT'S ALL PANIC!!」での共演が今から楽しみです。



 YOUNG PARISIANのグロムロックには目にするたびに心を奪われる。前に観たのはKyle VIncentの来日ライブの前座以来だったのだけど、前後のバンドがどうあれ自身のコンセプトを貫き通す姿には感動すら覚えます。カバーのTHE STAR CLUB「あの娘にひとめぼれ」も彼らの曲として聴こえるほど姿勢が真摯だと感じました。19日のヘビーシックも行きてえなぁ、と思う所存であります。



THE PRACTICEは演奏中、個人的なアクシデントがあり写真もロクにとれず、離脱を余儀なくされましたがこれまた素晴らしいバンドでした。Voのヤマダさ んはSCREAMNIG FAT RAT をはじめ博多のパンクシーンの最前線を支える人物ということは聞いていましたが、もうはじまる前にバンドが音量合わせるためにやってたレゲエ調のナンバー が夏であることも相まってアガった。本編はじまってからも激しいながらも裏打ちのリズムがずっと心地よかった。前述のYOUNG PARISIANによるパフォーマンスで疲弊したのか、G&Voのマイクスタンドがうまく固定されず、ヤマダさんが観に来ていたWATER CLOSETのGの方にギターを任せるというアクシデント(!)もありながらも、客席を巻き込んでいくエネルギーが半端ねぇなぁと思わされずにはいられな かった。


この夜は全バンドにアンコールがなされたそうです。 納得。
蛇足ですが、彼らはそれぞれ古くから面識があったのにもかかわらず今回が初めての共演だとか。その期間20年。僕は部外者だしうまくは言えないけれど、そういうのってとても良いな、と思います。



THE STAR CLUB- あの娘にひとめぼれ



texted by Kuriyama(Dr)

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