2013年2月18日月曜日

BEFORE WE WERE BORN

個人的には曲には意味を求めてはいない。基本的に歌詞の内容がクダラナイものでも好んで聴くのもタクサンある。

しかし、歌詞と楽曲が自分に合致した場合は、のめり込む。それは、ほとんどのヒト達がそうなんだろうけど。

もうひとつ付け加えるなら、自分は楽曲さえ良ければイイという発想で、曲はつくらない。

恐らく、本当に恐らくだが、良い曲のコンセプトには「気持ち」や「エモーショナル」なモノがどれだけ詰められるかによって決まると、思っています。

だから、そのエモーショナルなカタマリを表現と言われる「演奏、歌詞、みせかた」などにカタチとしてあらわれるのだろうと思う。

よって、「こういった方法論がイイよねー」というアタマからケツまできっちりと仕分けされた楽曲は、そこまで好きではない。

dB'sの新作がスゴイのは、そういった仕分けされにくい態度と気持ちがごった返しにされても、心棒が貫かれている(だから、プロダクションも、表現も一気通貫された印象がでる)。

こういった表現を、自分も含め、ニホンやセカイが成し得ないのは、彼らの才能と一蹴するのではなく、バンドの態度や思想というモノがメンバーを含めて、聴く側にも求められる。

とにかく、幼稚なスタイル先行型のモノではなく、もっと、自分はこういったあり方であるというトコロから始まれば、ロックンロールという音楽が刺激的になる。



koji

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